管理栄養学部

研究室の紹介公衆栄養学研究室

属するコミュニティで、健康はつくられる

「公衆」という言葉から、どんなことをイメージしますか?
感染症が瞬く間に拡大した状況を考えると、社会生活は人との交流、無くして成り立たないことがわかります。
個人の努力だけで、健康な生活は成り立つのでしょうか。
現代という社会システムの中で、社会としての「健康」や「栄養・食生活」を考える。そのことが個人の健康をも高めることを学びます。

研究テーマ

令和3年度ゼミ生研究:蒲郡市とのオンラインによる健康教育の実施

対面による健康教育が制限される中、オンラインによる蒲郡市健康推進課実施「男性料理教室」「親子クッキング教室」に参画しました。
事前のレシピ考案、参加者が準備する器具・食材一覧の作成、そして当日の調理実習、参加者へのアンケートなど今後の健康教育の工夫について考えます。

ボランティア活動による健康意識・行動の特徴

様々な研究により社会活動に参加する人は、健康度が高いとされています。
しかし近年、地域による住民組織を始めとする社会活動は減少傾向にあります。長寿・成熟社会となった日本において共助は健康の保持増進のためにも重要な要素です。

教員の紹介

川崎 和彦 准教授

担当科目/公衆栄養学Ⅱ 公衆栄養学実習 

公衆栄養の場である保健所始め県庁で地方公務員(愛知県職員)として28年間勤めてきました。
その経験を活かした授業運営を目指しています。
テクノロジーが発達したことで「知る」ことが手軽になりました。
授業では「問いかけ」それを「考え」意見交換により「学ぶ」ことに努めています。