本学部では、学生たちが一歩ずつ確実に管理栄養士に近づけるよう、段階的なカリキュラムを用意し、一人ひとりの成長を後押ししています。まずは、基礎科目の学習からスタート。その後、専門科目で管理栄養士に必要な知識やスキルを実践的に学び、学外の施設での臨地実習へ。最終的には自身が働く職域を想定し、その想定に必須の専門的な知識を学びます。
また、授業を履修することで単位を重ねていくと同時に、さまざまな活動に参加することで人間力も育み、大学生活を通じて人間的に大きく成長することができます。
1年次
基礎からていねいに、専門基礎科目と教養科目を中心に学習。
栄養学を学習するために必要な基礎科目を中心に学び、また、多くの教養科目を履修し、幅広い一般教養や語学力も身につけます。
スムーズに大学の授業へと進めるよう、まずは基礎の基礎からスタート。「生化学」を学習する前に「化学入門」と「基礎化学」、「人体の構造と機能」を学習する前に「人体生物学の基礎」を履修できるようにするなど、段階的な授業が展開されています。また管理栄養士養成の入門として「管理栄養士概論」を学習した後、専門基礎科目「公衆衛生学」「人体の構造と機能」「生化学」「食品学」「調理学」などを学びます。
時間割の例(1年次)
1講時 9:40~11:10 |
2講時 11:25~12:55 |
昼休み | 3講時 13:50~15:20 |
4講時 15:35~17:05 |
5講時 17:15~18:45 |
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月曜日 | スポーツと健康 (教養科目) |
管理栄養士概論 | 世界の歴史 (教養科目) |
基礎化学 | 国際栄養学演習 | |
火曜日 | 中国語Ⅰ (教養科目) |
調理学 | 公衆衛生学Ⅰ | 総合英語A (教養科目) |
ー | |
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選択科目
必修科目
2年次
専門科目の知識を中心に、国家試験科目の約8割を学習。
2年次は栄養学の講義が中心となります。多岐にわたる領域の栄養学を学習し、知識を増やします。また、2年次が終わるまでには、管理栄養士として必要な知識(国家試験の科目に相当)の約8割を学習します。
専門科目には、「基礎栄養学(栄養素の機能と代謝)」「応用栄養学(さまざまな年代に対する栄養学)」「栄養教育論」「臨床栄養学(傷病者に対する栄養学)」「公衆栄養学(地域に対する栄養学)」「給食管理論」があります。なかでも「給食管理実習」は100人分の大量調理を行い、出来上がった料理を実際に昼食として販売する、実践的かつ本格的な授業です。
時間割の例(2年次)
1講時 9:40~11:10 |
2講時 11:25~12:55 |
昼休み | 3講時 13:50~15:20 |
4講時 15:35~17:05 |
5講時 17:15~18:45 |
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月曜日 | 基礎栄養学 | 応用栄養学Ⅰ | 公衆栄養学Ⅰ | 疾病の成り立ちⅠ | ー | |
火曜日 | 給食管理実習 | 特別支援基礎概論 (※) |
健康運動実践指導論 (※※) |
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選択科目
必修科目
※栄養教諭一種免許状の取得に必要な科目
※※健康運動実践指導者資格の取得に必要な科目
3年次
専門科目の実習と演習を中心に学習。臨地実習も実施。
3年次は習得した栄養学の知識を基に、管理栄養士としての実践的な技術を身につけていきます。「応用栄養学実習」「臨床栄養学実習」「栄養教育実習」「公衆栄養学実習」の科目では管理栄養士としての実践的な学習が主体になります。
3年次において特筆すべきは、「臨地実習」のスタートです。これまでの学びの集大成として病院、高齢者施設、保健所、学校、事業所などの施設で実際に患者さんや利用者さんと関わり合いながらさまざまな経験を積んでいきます。
さらに3年次後期には「キャリア支援分野」を用意。将来の就職先などを踏まえて、キャリア支援科目の中から希望の科目を選択し、さらに深く学習します。
時間割の例(3年次)
1講時 9:40~11:10 |
2講時 11:25~12:55 |
昼休み | 3講時 13:50~15:20 |
4講時 15:35~17:05 |
5講時 17:15~18:45 |
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月曜日 | 臨床栄養学実習Ⅰ | 栄養教育実習 | 学校栄養指導論Ⅰ (※) |
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火曜日 | 医療福祉概論 | 食品学実験Ⅱ | ー | |||
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選択科目
必修科目
※栄養教諭一種免許状の取得に必要な科目
4年次
4年間の集大成。夢を掴むため、就職活動や国家試験対策も。
最終学年には、「卒業研究」「就職活動」「国家試験対策」に取り組みます。
卒業研究は所属したゼミ(研究室)で、実験や調査を行い、論文にまとめます。12月初旬に行われる卒業研究発表会は、研究の成果を伝える発表の場です。また同時に就職活動も進めます。どのような進路に対しても、大学からの手厚いサポートがあなたをバックアップします。
さらに、国家試験対策も入念に行われます。国家試験対策講座では、オムニバス形式で出題範囲を総合的に網羅。模擬試験や個別指導を試験直前まで実施し、「開学以来合格者数中部地区第1位」をキープしています。
時間割の例(4年次)
1講時 9:40~11:10 |
2講時 11:25~12:55 |
昼休み | 3講時 13:50~15:20 |
4講時 15:35~17:05 |
5講時 17:15~18:45 |
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月曜日 | 食物とアレルギー | 臨床医学演習 | 卒業研究 | |||
火曜日 | 栄養疫学 | 卒業研究 | ||||
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選択科目
必修科目