- 高校で化学や生物学をやっていないため、講義についていけるか心配なのですが、対策はありますか。
- 基礎からしっかりと学習できるカリキュラムが組まれているので、安心してください。高校時代に文系コースだった人のために、1年次前期に「化学入門」と「基礎化学」が開講されています。これらをしっかりと学習すれば、1年次後期以降に習う「生化学」や「基礎栄養学」、「食品学」の内容が理解できるようになります。また、1年次前期に「人体生物学の基礎」も開講しています。この科目を学ぶことで、1年次後期以降に習う「人体の構造と機能」や「疾病の成り立ち」の内容が理解できるようになります。授業でわからないところがある場合は、いつでも教員に聞くことができます。
- 入試の勉強以外に、高校生のうちからやっておいた方が良いことはありますか?
- 受験科目の勉強だけではなく、それ以外のさまざまな科目もしっかり勉強しておくとよいでしょう。また大学の試験では、問に対する答えを文章で解答する事が多くあります。さらに、レポートもたくさん作成します。そのため、高校生のうちから文章作成に慣れ親しんでおくと、必ずプラスになるはずです。また、勉強以外にも、チャレンジできることは何でも(楽しいことも!辛いことも!)チャレンジしてきてほしいと思います。大学では一気に世界が広がり、多くの人と出会うことができます。そのとき、いろいろな経験をしている人の方が広い視野で他人と接することができ、上手にコミュニケーションがとれるはず。すべての経験は、みなさんの力に変わります。
- 教養科目と専門科目の違いは何ですか?
- 教養科目とは、社会人として必要となる基本的な知識や、多くの人と協力しながら積極的にさまざまな問題に対して的確に判断・解決する力を修得する科目のことです。主に自分の興味のある科目を選択します。専門科目とは、管理栄養士になるために必要となる専門的な知識を学ぶ科目のことです。
- 必修科目と選択科目の違いは何ですか?
- 必修科目は、卒業までに必ず単位を修得しなければならない科目です。選択科目は、自分が興味のある科目を自由に選択して単位を修得する科目です。すべての科目を履修する必要はありません。
- 単位とは何を示すものですか?
- 単位とは一定の学修量を示す基準となるものです。授業を履修・受講し、試験に合格またはレポートを提出することで単位を修得できます。そしてあらかじめ定められた、卒業に必要な単位数を満たすことで、卒業する事ができます。
- 実験・実習はどんなことをする授業ですか?
- 実験・実習は、席に座って先生の講義を聞く授業(座学といいます)とは異なり、与えられた課題に実践的に取り組む授業です。さまざまな器具、測定機器を使ったり、調理も行います。個人ではなく、複数名で取り組むことも多くあります。より実践的な知識や技術の習得、グループワーク、プレゼンテーションなどを通じてコミュニケーション能力などのスキルも身につきます。
- 調理の授業はどんなことをする授業ですか?
- 1年次には、「調理学(講義)」と「調理学実習(実習)」の2つの授業を受けます。調理を科学的に理解して、基礎的な技術から習得する授業です。調理学実習では、和・洋・中のさまざまな献立を調理します。新しい実習室で行われることも、学生たちにとってうれしいポイントです。しかし、この授業だけで調理が上手くなるというわけではありません。日ごろから調理をする習慣を身につけて、調理に慣れておくことが大切です。また、新しい献立や調理法などについて情報を得て、勉強するように心がけるとよいでしょう。
- スポーツ栄養について学べる授業はありますか?
- 3年次後期の選択科目「スポーツと栄養」という科目で、アスリートのパフォーマンス向上を目的としたスポーツ栄養の知識や技術について、しっかりと学ぶことができます。2年次後期にある必修科目「応用栄養学II」でも、スポーツ栄養の基礎について学びます。
- 臨地実習はどんなことをする実習ですか?
- 管理栄養士の仕事現場(保健所、病院、学校、事業所、福祉施設等)で、管理栄養士の方から直接指導を受け、業務内容を習得する実習のことです。実践的な体験を通して、管理栄養士の役割および大学で学習してきた栄養管理について理解を深めることができます。
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- ゼミ(研究室)は何をするところですか?
- 本学部には約20のゼミ(研究室)があり、3年生の後期から自分の興味や進みたい進路に即したゼミを選択し、配属されます。4年生になると毎日をゼミで過ごすようになります。そして、そのゼミの専門分野に関連した研究を行い、卒業論文を作成します。詳しくは、学部ホームページの「研究室の紹介」に各ゼミの活動が紹介されていますので、ぜひご覧ください。
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