活動の報告Activity Report
学生の活動
2024年度オーストラリア海外研修④
私たちは、ローガンセントラルレスパイトセンターを訪問しました。この施設は、一人での生活が困難な高齢者の方々をサポートし、生活の質の向上を促す慈善団体です。まず、シェフの方からこの施設で提供されている食事について、問題点や工夫している点などを教わりました。その後、利用者の方々とトントン相撲をしました。楽しみながら日本の文化を紹介できたこと、利用者さんの笑顔がたくさん見られたことがとても嬉しかったです。最後に、練習してきた英語の歌を皆さんの前で披露しました。歌に合わせて手拍子をしたり一緒に歌ったりと、最後まで楽しい時間を過ごすことができました。
ゴールドコーストキャンパスを訪れ、オーストラリアの管理栄養士による講義と調理演習施設の見学を行いました。講義では、現在のオーストラリアでの食の問題や、日本との違いなどを学びました。オーストラリアと日本では違った問題を抱えており、その原因や改善のためになされている工夫なども違っていることを知り、とても良い学びになりました。施設見学では、皮膚の色素から野菜の摂取量をはかる機械を実際に使わせていただきました。目標量を超えている人もいれば全く足りていない人もいたりと、自分の野菜摂取量を把握することができ、食生活を考え直すきっかけになりました。
午後は、世界的に有名なゴールドコーストのビーチである、サーファーズパラダイスへ行き、自由にビーチやお店を散策しました。いつもとは違うキャンパスでの学びや体験はとても良い経験になりました。
ファームステイ1日目は、バターを生乳から作って、それをダンパーに塗ったものとビリーティーでアフタヌーンティーを楽しんだ後、羊や牛、ニワトリやインコなどにエサをあげました。子牛にミルクをあたえる体験をさせてもらいましたが、あまりにも強い力で押されたり引っ張られたりするためびっくりしました。
夜にはみんなでキャンプファイヤーをしました。音楽を流してみんなで踊ったり、星や月を眺めたりしてとても満喫することが出来ました。
2日目には、ウィップクラッキング(ムチ鳴らし)とブーメラン投げをしました。ウィップクラッキングは、想像以上に音を鳴らすのが難しくて、翌日筋肉痛になるくらい筋肉をつかいました。ムチから出る音を使って牛などの家畜を操作するそうで、こんなにも体力を使うなんて大変だと思いました。
最終日、ホストファミリーとのお別れの日に手紙と共に花束をプレゼントしました。初めての海外での生活は不安でいっぱいでしたが、素敵なホストファミリーに迎え入れてもらい、充実した海外生活を送ることができました。ホストファミリーのことは一生忘れることのできない第2の家族のような存在になりました。