活動の報告Activity Report
学生の活動
2022年度オーストラリア海外研修④
ローガンセントラルレスパイトセンター（高齢者休息施設）を、訪問しました。利用者のお年寄りの方々に、手作りの和柄がま口ポーチをプレゼントしました。
また、お年寄りの方々と一緒に折り紙でコアラを作り、練習してきた歌を披露しました。お年寄りの方々の折り紙を楽しむ姿や、笑顔で私たちの歌に耳を傾けてくれる姿に、私たちも喜びを感じました。
QEII記念病院の栄養士の先生には、オーストラリアの病院での栄養士の役割について講義をしていただきました。オーストラリアの病院では患者さん自身がメニューの中から病院食を選ぶということを聞き、驚きました。
オーストラリアにおいて料理教室を主催し、また、オーストラリアの人々に精進料理を紹介する本を書かれている管理栄養士の才川先生からは、オーストラリアと日本の栄養士の違いを教えていただきました。日本での経験を活かして海外で活躍されている姿が、とても素敵でした。
アボリジナルワークショップでは、アボリジニの風俗や習慣、文化についてたくさん学びました。また、アボリジニの絵画や楽器についても体験させていただきました。アボリジニの楽器は音を出すこと自体が難しいものでしたが、とても独特な不思議な音がしました。
持続可能な農業について学ぶため、Ella’sファームを訪ねました。そこでは、さまざまな作物が農薬を使わない有機栽培で育てられていました。有機栽培は大変というイメージがありましたが、工夫をすることで効率を高められるということが学べました。
また、アルパカの餌やりを体験させていただきました。アルパカはとても可愛く、毛がフワフワでした。
これで、3週間にわたるオーストラリア海外研修のプログラムがすべて終わりました。明日、日本に向けて出発します。
オーストラリアは人も優しく、とても良い国でした。そのため、旅立つのが少し寂しく感じます。社会人になってからもまた、必ず訪れたいと思います。
