高齢者の健康と食生活に関する研究に取り組んでいます
2023年度からスタートした研究室です
研究テーマ
フレイル予防に関する研究
フレイルは、筋力低下などの身体的要素、認知症やうつなど精神的・心理的要素、独居や経済的困窮などの社会的要素で構成されます。フレイルの進行を予防するためには、これらの3つの側面から総合的に対応する必要があります。そのなかで、私たちは「食と栄養」の観点から、健康寿命の延伸とQOLの向上を目指しています。
健常高齢者の長期縦断疫学フォローアップ研究(Nagoya Longitudinal follow up Study for Healthy Elderly; NLFS-HE)を経年的に実施し、高齢者の健康状態、身体の構造と機能、活動、社会参加、心理及び認知機能等について調査して解析を行い、フレイルやフレイルの最大の原因であるサルコペニアの早期介入ポイントについて探索しています。
高齢期の健康づくり
たんぽぽ薬局株式会社様と連携協定を締結し、健康に配慮した数々のメニューを考案して、食の面から地域の方々の健康づくりに取り組んでいます。
教員の紹介
宇野千晴 講師
担当科目/調理学実習Ⅰ、応用栄養学、医療福祉概論、介護概論、等