学部の紹介取得できる資格

栄養士は、主に健康な人を対象に、栄養指導や給食の運営を行います（公益社団法人日本栄養士会ホームページより）。本学では、卒業と同時に栄養士免許を取得することができます。

管理栄養士は、病気を患っている人や高齢のため食事がとりづらくなっている人、さらに健康な人一人ひとりに合わせて専門的な知識と技術を持って栄養指導や給食管理、栄養管理を行います（公益社団法人日本栄養士会ホームページより）。本学では、卒業時に管理栄養士国家試験受験資格を取得することができます。

栄養に関する専門性と教育に関する資質・能力を併せ持った教育職員です。子どもたちが栄養や食事のとり方などについて正しい知識を持ち、自ら判断し、食をコントロールしていけるように導く仕事です。子どもたちが将来にわたって健康に生活していけるよう、学校給食を通じて、「食の自己管理能力」や「望ましい食習慣」を身につけさせます。

栄養教諭一種免許状を取得するためには、卒業に必要な科目に加え、教職課程の履修が必要となります。さらに、栄養教諭として就職するには、各自治体が実施する教員採用選考試験に合格する必要があります。

健康に対して、運動面からもアプローチしたいと考える人に、最適な資格が「健康運動実践指導者」です。「公益財団法人健康・体力づくり事業財団」が独自の事業として行う認定資格で、健康づくりを目的として作成された運動プログラムに基づき、運動の実践指導を行ないます。栄養と運動の両者の観点から教育・指導ができ、病院、クリニック、福祉施設、フィットネスクラブ、保健所など、幅広いフィールドで活躍することができます。

この受験資格を取得するためには、必修科目以外に、運動に関する指定の科目を5科目10単位取得する必要があります。受験資格を得ると、3年次後期にこの試験を受験することができます。

厚生労働省より示された「保健機能食品に関するアドバイザリースタッフの養成に関する基本的考え方」を拠り所とした、一般社団法人日本食品安全協会が認定する資格です。現代では健康食品などが氾濫しており、一般消費者は自らの健康維持増進にあった食品を選択し、安全な生活を送るために、さまざまな情報を正確かつタイムリーに得る必要があります。健康食品管理士は、このような食品の安全の問題を科学的な観点からアドバイスする役割を持っています。

この受験資格を取得するためには、必修科目以外に、指定の科目2科目4単位の取得が必要です。受験資格を得ると、3年次後期にこの試験を受験することができ、これに合格すると資格者として登録することができます。

食品衛生監視員には、国家公務員と地方公務員があり、それぞれの業務は異なります。国家公務員の食品衛生監視員は主に空港や港などの検疫所で働き、輸入品由来の感染症を防いだり、食中毒の危険性がある汚染食品の流通を防いだりすることが役割です。地方公務員の食品衛生監視員は自治体の保健所に所属し、地域の飲食店における食品衛生などを監視することが役割です。

食品衛生管理者は、企業の職員として、加糖粉乳や食肉製品など特定の衛生上の考慮を必要とする食品製造工程で、さまざまな規則に対して違反が行われないように監督しています。

これらの任用資格は、所定の組織に採用され、任用されることによって初めて名乗ることができる資格です。本学の卒業と同時に取得できます。