管理栄養学部

卒業生の活躍フードサービスで活躍する卒業生

おいしい食事を、安全に提供するため、高度な知識・技術を活かしています。

社員食堂や社員寮、大学の食堂などに勤務して、献立を作成したり、一度に何千食もの大量の食事を調理したりします。本学部の卒業生は、利用者さんに美味しくて、しかも健康に良い献立の作成に大学で学んだ知識やスキルを活かしています。もちろん、コストや業務の管理、衛生管理なども、管理栄養士の重要な仕事です。

食事提供から食育まで、
幅広い分野で活躍しています。

株式会社 グリーンハウス AOTS中部研修センター
大庭 水花さん(2017年卒業)

おいしくて健康的なハラール食を提供。

株式会社ジェイテクト中部研修センターで食事を提供する仕事をしています。業務内容は、献立作成や食材の発注、衛生管理指導や調理、売上管理など、多岐にわたり、食事提供のさまざまな側面に関われることが仕事のやりがいの一つです。特に食堂を利用する方々はインドネシア人が多く、ほとんどがイスラム教徒なので、ハラール対応食を提供しなければなりません。原材料に細心の注意を払いながら、おいしさも追求することが管理栄養士としての腕の見せどころです。

ハラール対応食とは:イスラム教で禁じられている食材などを使用しない食事のこと。

多岐にわたる仕事を通じて成長中。

食事提供のための業務のほかに、健康イベントの企画・運営や食育活動もおこないます。食育活動では、給食センター近隣の子どもたちを対象に親子料理教室を開催。食育の講話も実施し、多角的なアプローチで、食の大切さを伝えています。このように、「食」をテーマに、数多くの業務に携われるのが、この仕事の魅力です。社内研修で勉強することも大切ですが、同時に仕事を通じてさまざまな経験ができるので、自分自身のスキルアップにつながっていることを実感することができます。

営業として働くときも、管理栄養士の使命を忘れない。

メーキュー株式会社 営業企画部
志水 達也さん(2017年卒業)

食事提供の楽しさを覚えた学生時代。

大学時代に打ち込だのは部活動です。NSTAに所属し、当時は愛知学院大学のラグビー寮で、学生たちに朝・晩と食事の提供をしました。この経験から、食事を提供する楽しさを覚え、また、調理技術も磨くことができました。名古屋学芸大学の管理栄養学部はいい意味で自由で、なんでもやりたいことに挑戦でき、たくさんの経験を積むことができました。その経験を通じて、今でも相談できる先生方や仲間と出会うことができました。管理栄養士試験合格から卒業まで手厚くサポートしていただいた大学にはとても感謝しています。

クライアントのその先の利用者を意識して。

現在は、社員食堂でどんな食事を提供するか、どんな食堂づくりをするかを考え、献立・サービスを提案する「営業企画部」に所属しています。調理や栄養の知識を活用して、営業やマネジメントにも携わりたいと希望して今の会社に入社。もちろん顧客や時代のニーズをつかみ、魅力的な提案することは容易ではありません。管理栄養士の使命である、提供した食事を口にしていただく利用者を笑顔にすることを念頭において、これからもより良い提案をしていきたいと思います。