目指せ!管理栄養士への道 管理栄養士を目指す、学生のブログ

栄養教諭・学校栄養職員で活躍する管理栄養士

一宮市立大和西小学校/一宮市南部学校給食共同調理場 風間美祐貴(6期生)

 私は一宮市の小学校で栄養教諭として働いています。教諭といっても、ずっと学校にいるのではなく、給食センターを兼務しているので、給食センターと学校を行き来して仕事をしています。
 

 みなさんは栄養教諭というとどんなことをしているイメージでしょうか。
 栄養教諭は平成17年度からできた新しい制度なので、今学校にいる栄養士がすべて栄養教諭というわけではありませんし、栄養士がいない学校も多くあります。
私の勤務する給食センターは約1万3千食を作るとても大規模なセンターで、小学校18校、中学校8校に給食を配送しています。
 

 学校給食の給食管理はもちろん、学校給食を「生きた教材」として、子どもたちに様々な切り口から食に興味を持ってもらえるよう食に関する指導や献立作りを日々試行錯誤しながら行っています。
子どもたちは学校で様々な学習をします。家庭科や生活科などで学習したことと関連をもたせて食に関する指導をすることで、子どもがより深く興味を持てるように工夫をしています。たとえば、小学校2年生では生活科で夏野菜やプチトマトの栽培をします。その頃に、夏野菜のよさなど野菜のことについて授業をしています。授業は毎日あるわけではありませんが、毎日ある給食の時間は一番の食育の時間です。授業以外にも、給食の時間にクラスを回って献立の紹介をしたり、子どもたちの様子を見て声掛けをしたりしています。
 

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牛乳の飲み残しが増える冬に、丈夫な骨を作るにはどうしたらよいかを指導しました。

 また、給食センターを兼務する栄養教諭は、自分の所属の学校だけでなく、給食を配送している他の学校に指導に行くことも多くあります。私は所属の学校も含めて8校の学校の指導に当たっています。
 子どもの食生活は、家庭が大きく影響します。そのため、子どもの指導だけではなく、保護者に対しても学校給食試食会での講話やおたよりの配布などを通して家庭での食育について啓発をしています。


 

 栄養教諭はまだまだ学校現場での人数は多くなく、学校で栄養教諭がどんなことをするのか浸透していないところもあります。そのため理解を得ることから始めるなど、道のりが険しいこともありますが、やはり子どもたちと直接関わることは何よりもエネルギーになります。
 小さい子は私を見つけると「おかわりしたよ。」、「全部食べたよ。」と報告してくれたり、大きい子は「あのメニューまた出して!これは苦手だからあんまり出さないで!」とリクエストをしてくれたりします。

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巡回指導した学校から届いた手紙

 所属でない学校ではその子どもたちと直接会うのは数年に1回きりの関わりになってしまうことが多いですが、後日指導のお礼の手紙をもらうこともあり、とても嬉しく感じます。
 

 子どもたちが大人になった時に、栄養の先生がこう言っていた、と思い出して望ましい食生活を選択していけるようになってくれることを願いながら、頑張っています。
 

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