目指せ!管理栄養士への道 管理栄養士を目指す、学生のブログ

海外研修

2019アメリカ研修⑳ Diabetes Management

投稿者:小川紗友梨

2019/08/19

今日はⅠ型糖尿病の栄養管理について教わりました。

 

この授業の先生であるタミー先生は管理栄養士でもあり、Ⅰ型糖尿病患者さんでもあります。管理栄養士としてだけでなく、患者さんの視点からⅠ型糖尿病の管理について教えていただき、とても貴重な経験となりました。

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 昔はインスリンの量や食事内容、運動などすべてを医師が決めており、患者はそれに従うといった管理がされていましたが、現在は患者さんがそれらを決め、個人のライフスタイルに合わせてインスリンを投与すると教わりました。

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 タミー先生は自分の体験談だけでなく、実際のインスリンポンプや注射、血糖を上げるためのタブレットなどたくさんの道具を持ってきてくださいました。インスリンポンプは私が想像していたよりも小さく、装着していてもあまり目立たないなと感じました。タミー先生も、「装着していることを忘れてしまう。」とおっしゃっていました。

DSC_0309.JPG インスリンポンプは患者さんに合わせて細かい単位でインスリンを投与できたり、データを器機に保存することができます。また、血糖のコントロール、HbA1cも低く維持することができるそうです。しかし、値段が高く、中にはメキシコやカナダに買いに行く人もいるそうです。貧富の差が大きいアメリカでインスリンポンプを購入できる患者さんは限られているのではないかと思いました。

 また、インスリン投与量を決定する際にはカーボカウントが用いられます。これは炭水化物15gを1カーボ(日本では10g=1カーボ)とし、その1カーボの炭水化物をカバーするためにインスリンはどのくらい必要なのかを計算し、インスリン/カーボ比を設定します。患者さんは摂取する食べ物に含まれる炭水化物量を携帯アプリやフードラベル、本などで調べ、カーボに変換し、インスリン/カーボ比をかけることでインスリン投与量を決定します。これを患者さんが身に着けることができたら、患者さんの生活がより豊かに、便利になるとは思いますが、貧富の差が大きく国民への栄養知識の普及が進んでいないアメリカでカーボカウントを行うのは難しいのではないかとも思いました。

 

 昔に比べて道具や方法が発展し、ある程度の自由が利くので患者さんも暮らしやすい世の中になっているそうです。将来、その原因が特定され、患者さんにとってもより暮らしやすい世の中になればいいなと思います。

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