目指せ!管理栄養士への道 管理栄養士を目指す、学生のブログ

なるほどレクチャー!

病院で活躍する管理栄養士になるためには

投稿者:疾病学(Disease Studies)担当 北川元二

2019/12/25

 肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病では、カロリーや糖質、コレステロール、塩分の取り過ぎが原因と考えられ、食事制限が必要になります。

 人生の大きな楽しみである食事に制限を加えることは患者さんにとっては大きな苦痛であり、実行困難な場合も少なくありません。

 

 この場合、管理栄養士に必要とされる能力は、コミュニケーション能力です。

 一人一人の患者さんに寄り添って適切なサポートを行うためには、患者さんの生活そのものを理解する必要があります。

 世の中にはいろいろな暮らしをしている人がいることを理解できる経験知を、積まなくてはなりません。

 サークル、ボランティア、アルバイトなどの課外活動を通じて、あらゆる世代の人と交流し、その人の生活に関心を持ち、理解できるような能力を涵養してください。

 

 その一方で、重症患者さんや外科手術後の患者さんは、大きなストレスが体にかかるため、普通よりも多めのカロリーやタンパク質が必要になります。

 刻一刻と変動していく患者さんのデータを読み解き、必要なエネルギー、栄養素を投与していく必要があります。

 

 病院で活躍する管理栄養士は、栄養サポートチーム(NST)の一員として医師や看護師、薬剤師とともに、重症患者さんの栄養を管理します。

 その場合に必要となるのは、科学的な根拠(エビデンス)に裏付けられた専門知識です。

 患者さんのデータに基づいて、論理的にチーム全体を納得させることができる栄養療法を提案できなければ、栄養専門職としては通用しません。

 経験知に基づいた栄養療法では通用しないのです。

 大学の講義や研究活動を通じて、専門知識と論理的な思考を身につけることが重要です。

 

 しかし、教科書には一般的な栄養療法しか書いてないので、個人個人のデータに基づいてその患者さんに最適な栄養療法を絶えず考えていく姿勢が重要です。

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